エンコスティックエッチング研究中

日本橋のギャラリー砂翁で、蜜蝋画の作品展が開催されているのを、

たまたまインターネットで知る。

ちょうど、蜜蝋画に挑戦中だったので、観に行った。

蜜蝋を使ったあらゆる表現があるのを目の当たりにして、

もっと、やってみたくなった。

 

私は抽象の作家ではないが、試作では色んな線や面の表情を、

時間をかけず、解りやすく見てみたかったので、

シンプルにモノクロで・・・・

こんな物ができた。

右が原画で、左は原画に紙を載せてアイロンをあてた物だ。

 

今日は、エンコスティックエッチングを試作している間、

銅版画を腐蝕していた。

第1回目の腐蝕で、線描のみ。

水温が低いので、また筆圧も弱いため、

3時間はゆうに腐蝕した・・

カラーエッチングで、線を明瞭に表すためには

モノクロエッチングより、かなり多くの腐蝕時間が必要だ。

腐蝕の間、暇をもてあますので、

蜜蝋画をするのも、なかなか気分が変わっていいな~♪

腐蝕が終わって、塩化第二鉄から出したばかりの版の様子

これから、試し摺りをして、カラーの版を作ってゆく・・