東京国立近代美術館で開催中の、熊谷守一展に行ってきました。
初期のアカデミックな様式から、
晩年の、単純化されモダンな画面構成の作品に至るプロセスが
興味深い。
畳の裸婦・1962年
猫 1963年
展覧会を観終わった後・・・
ふと、おたまじゃくしが、途中足が生えてきたり奇妙な形になりながらも
最終的に、カエルになってゆく過程を思い浮かべました。
例えが悪くて、熊谷さんには申し訳ないのですが・・
ごめんなさい。ちょうちょの方が綺麗でしたね(笑)
変化の途中の絵には、「あれ?」と思うものがあり「どうして?」と感じたから・・
悩んだ痕跡がどこか垣間見えるようで、親しみを覚えました。
画家は、画面上で大いに悩まなくてはいけないものですね。
5月に、熊谷守一の物語が、映画で放映されるそうです。
守一は山崎努で、妻は樹木希林。
観にいきたいな・・♪