メゾチント原版制作機を使いました

メゾチントとは、ベルソーという道具で、まっさらな銅版にざらざらの目立てを施し、銅版に凹凸をつけ下地をつくったものに、
バニッシャーやスクレーパーなどの道具で凹凸を滑らかにしたり、削り取りながら、作画する技法です。
メンバーkさんは、いつもメゾチント技法で作品を作っています。
今回、オリジナルの新しい絵本を作るため、久々に、メゾチント原版制作機械を動かしました。
機械を動かしたのは、1年ぶりぐらい?でしょうか・・・。
それとも2年?(笑)
やや大きめの版だったため、機械の力を借りることに♪
手作業で全部やるのは大変なので、この機械はとても重宝しています。
目立て方を変わったふうにしたい場合は、手作業の方がいいですけれど、そうでもないのなら、
機械は楽です。
最近は、いろいろなデザインのものもあるようですけど、
うちにあるのは、旧式のタイプです。
けれど、ちゃんと仕事をしてくれます。
ガッタンガッタン と、規則正しいリズムを聞いていると、眠くなりそうかも・・・

機械が動いている間、他の作品の刷りをしたり、効率がいいです。

この写真は、メゾチントの銅版にインクを詰め、ふき取っている作業中。

これは、2日前の日曜日、多摩湖に笛の練習に行ったとき、撮った写真♪
梅雨の晴れ間で、青空と雲が湖に映って、とっても素敵でした。
宍道湖を見て育った自分としては、水のある風景は安らぎます。
ストレスが抜けます。