ご挨拶
はじめまして。CREA銅版画工房主宰、高尾ふき子(Fukiko Takao)です。
2012年10月から、自宅を改造して、
銅版画教室兼工房を開いています。
最初に、銅版画を教えてくださった先生の言葉で、
特に心に残っていることが、二つあります。
一つは、「人からものを習うと言うことは、
独学で何年も掛かってしまうことを、短期間で習得できる。」ということ。
二つ目は、「自分自身のことを描きなさい。」です。
何かの展覧会などを観て感動しては、あこがれて、
どこか物真似で作品をつくっていたことが、
多かった私を、見抜いての言葉だったのでしょう。
衝撃的な言葉であったと同時に、それ以来、自身の制作の指針になっています。
とはいっても、今もなかなか本当の自分を見つけるのは、
難しいのですが・・何がほんとうに好きなのか?心に引っかかっていることは?
制作を持続していける人とは、流行に流されず、
「自分自身のことを問い続けられる人」なのでしょう。
その上で、制作上の技術的なサポート等、
喜んでさせていただきたいと思う次第です。
高尾ふき子経歴
1962 | 島根県松江市出身 |
1983 | 武蔵野美術短期大学・美術科卒業 |
2006 | 武蔵野美術大学 (造形学部通信教育課程・油絵学科・版画コース卒業) |
1984 | ~タペストリーやコラージュ制作を始め、コンクールや個展で発表 |
1998 | ~銅夢版画工房会員となり、銅版画の制作を始める (2010年まで在籍) |
2002 | ~日本版画協会に初入選 以降毎年出品 |
2006 | 銅版画「森を失わぬうちに」が、 『ナイトメア 幻想文学・近代の魔界へ』青弓社の表紙に採用 |
1996 | 田無西武百貨店アートサロン 個展 |
1997 | 松江一畑百貨店 個展ギャラリーMamon個展(三重) |
2000 |
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2001 |
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2003 | 北京国際版画ビエンナーレ入選(中国) |
2005 | 第3回山本鼎版画大賞展入選 |
2006 | Garrery銀座一丁目 個展 ・メゾチント作品 |
2007 | 第7回Isof Iser国際版画ビエンナーレ入選(ルーマニア)21美術協会 奨励賞 |
2008 | 第4回 山本鼎版画大賞展入選、日本版画協会・準会員となる |
2009 |
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2010 |
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2011 | 第8回高知国際版画トリエンナーレ・賞候補 |
2012 | 町田国際版画美術館に、音楽シリーズ銅版画4点と、ドローイング1点収蔵 |
2014 |
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2015 |
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2016 | ・ギャルリー志門(東京)にて、特別企画展「象のはな子展」 |
2017 |
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2019 |
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2020 | • 井の頭自然文化園で暮らしたゾウ・はな子の物語画集「今、はな子が笑った!」を自費出版 |
2021 | • 第10回FEI PRINT AWARD 入選 • 第5回アワガミ国際ミニプリント展 賞候補 |
主な作品:第9回高知国際版画トリエンナーレ・土佐和紙賞