スマホでペットを撮って、フォトポリマーエッチングに♪

早くやらなくては!と思いながらいたこと。
今朝やっと、腐食液を交換することができました。
塩化第二鉄のバットに、中和剤をふりかけ固めて処理。
大きなバットなので、ちょっと大変だったけれど、新しい腐食液は、気持ちがよいです。

ところで、オカメインコと、セキセイインコを飼ってまる3年になります。
よくスマホなどで、鳥たちの写真を撮るのですが、それを使って、スマホアプリで画像を少しだけ調整し、
フォトポリマー版画の試作を作ってみました。

版はこんな感じ

インクを詰めて刷ってみました。
セキセイインコの方は、もともとの写真がぶれています。

それはそうと、今回は、なかなか原稿のイメージぴったりとはいかなかったです。
原稿は、もう少しグレートーンが多いのです。
露光は45秒、腐食は15分
露光をもう少し短くすればよかったかしら~

この技法は、明るいところについては、さらに腐食すれば済むけれど、
暗くしてしまったら、フィルムの関係で、バニッシャーが使えないので、
取り返しが困難です。
最初は、腐食時間を少なめにしながら、徐々に様子を見て腐食時間を増やすとよいです。
つまり、慎重に腐食するのがベスト。

普通の銅版画であれば、暗くしすぎても、そんなに怖がることがないのです。
スクレーパーで削ったり、バニッシャーややすりで調整できるのに・・・

フォトポリマーの作業は、スピーディーだけれど
少し、不自由な点もあります。