先週、フォトポリマーエッチング(フォトポリマーグラビュール)を
体験したいという方がいらっしゃいました。
2日にわたった制作でした。
OHP用紙にフォトショップでドット変換した写真をコピーしたものを
銅版に焼き付けて版を作ります。
思えば・・・
当工房で過去にこの体験をされた人は、銅版画を専門的にしている人ではなく、
写真学校の学生さんやプロのフォトグラファーさん、美術関係の先生などでした。
写真とは異なった絵肌やテイストを求めておられることが多いように思います。
簡単に出来ると思われているのかもしれませんが、写真よりも面倒くさいです。
なぜなら、版に凸凹をつくるのですから・・・
思ったよりもアナログです。
写真によって感光の時間を微妙に変えなくてはいけない。
現像の時のちょっとしたコツ。
始めて銅版画を摺るときの戸惑い。
版の微調整。
写真が簡単にそのまま銅版画に変換されるのとは全然違うのです。
それでも、体験してみたいという方。
手作業がお好きな方。
どうぞお問い合わせください。