インクの乗せかたを幾つか変えてみて、最後に、これに決まりました。
ヘイター技法を使うつもりだったけど、急遽変更。
主版ではないほうの色版は、凹版摺りと凸版摺りの両方でインクをのせました。
そして、ちょっとだけパステルで色も加えてみました。
主版は最後に摺ります。
完成です。
輝いていた瞬間のはな子
お茶目なはな子♪
カラーエッチングといっても、1つの方法ではなく、インクの乗せ方次第で
とてもバリエーションがあります。
こうでなくてはならないと決めつけないで、思いついたアイデアをやってみる。
色をひととおり乗せた後、モノタイプ的なインクの乗せ方なんかも可能性が広がりそう。
色々試してみて、思わぬ効果が出たりする。
そうすると、銅版画がさらに面白くなる。
そんな感じです。
もちろん、作りたい主題、根っこがしっかりあっての技法の話なのですけれど・・・
また、2版以上重ねることで、複雑な色味が可能な点も多版の魅力だと思います。
楽しいですよ。銅版画♪