手作り和紙に摺ってみる


故郷島根には、江戸時代から幕府に和紙を納めていたといわれている石州和紙が有名だ。
まだ、銅版画と出会う前、20年以上前のこと、ここの楮を取れ寄せて自作の和紙を漉き、絵を描いていた。
懐かしくなって、再び和紙を手作りしてみたくなった。
職人さんが漉くような薄い端正な和紙ではなく、分厚くて素朴な和紙だ。
それに、銅版画を摺ってみたものがこれ・・・


江戸時代に日本に来たという享保時代のゾウをモデルに、
連作を作っている。