昨年、象のはな子が69歳であの世に旅立ってから、
もうはな子を描くことはないだろう・・と思っていた。
最近は、多摩動物園の象を観察して、人と組み合わせて描いているのだが、
時々、はな子を思い出し、この写真のようなものを描いて遊んでいる。
観察して執拗に描くのも大好きだが、時折、こころを遊ばせて空想で描きたくなるのだ。
空想の世界では、象のはな子さんは、生き続けられる。
不死象だ。
そこが、すてきなところ ♡
擬人化されたはな子さんシリーズを、もう少し続けてみたい。
先日、市原ぞうのくにへ、行ってきた。
雨が降ったり止んだりのお天気だったので、生まれて6か月の元気君は、おりの中。
ひとりぼっちで、なんだか気の毒なような・・
へしゃげたサッカーボールをおもちゃにして遊んでいた。
是非お外で、じっくりお会いしたかったです。また今度ね。
元気君は、人口哺乳なのだそう。他の動物園からの依頼で、
出産のためにここにやってきた母象アーシャは、
授乳をいやがるとのことで、お乳をあげられる象さんがいないからだ。
ちょっと可哀そう・・
日本の動物園の象は、一頭や数頭でしか、飼育されていないので、
本来集団で生活する象にとっては、不自然な環境なのだそう。
コミュニケーションをとるすべを知らぬまま育った象は、
上手く子育てができない。
また、象の繁殖はとても難しいらしく、人間並みに相性があり、
しかも通常、1年にわずか3~4日の繁殖行動だけ。
ここの市原ぞうのくには、繁殖のため大変努力している貴重な動物園。
元気君の他に、3歳、4歳と2頭の子象もすくすく育っている。
象を輸入するのではなく、日本国内で象を存続させる方法を
模索している稀有な場所。
アメリカでは、今後、動物園で象を飼育するのをやめるそうだ。
7年前にここに訪れたときは、この象・ゆめ香(ここで生まれた象)は、3歳だった。
今10歳で、今年の冬頃、沖縄の動物園のオス象とお見合いなんだそう。
なんと、移動費用等に2000万円もかかるということで、
ここで募金を募っていた。
写真は、ゆめ香が、桜の絵をえがいているところ。
7年前にも絵を描いていたけど、今も描き続けているのだなあ。
出産費用を少しでも稼ぐためでもあるのかな・・
小湊鉄道の高滝駅の様子
二両編成の懐かしさ満載!電車
レトロ~