4月1日、井の頭自然文化園
象のはな子さんが過ごした象舎に行ってきました。
桜の季節で「さくらとはなこ」の企画で、象舎の中を
この時期だけ一般開放し、コンサートも行われていました。
東京芸大の学生さんの演奏に皆聴き入っています・・
象舎の前あった桜の木が切られていてあと2本だけです 。残念・・・
老木だったからみたいですが。
命あるもの、いつかは消えてゆくのは仕方ないこととはいえ
次々と、風景が変わってゆくのは、どこか寂しさが伴うもの。
はな子さんの食事を作る調理場。
ここで、毎日大量のえさを、作っていたのですね。
最近、象のはな子の生きた歴史を銅版画などで制作をし始めました。
これは、1950年、はな子さんがまだ4歳の時のこと。
そのころ、移動動物園というのがあり、
はな子さんはライオンのリリーと一緒に
汽船の大潮丸に乗って、伊豆大島へ行ったそうです。
はな子さんは、大島の皆に大歓迎をうけたのですが・・
自然豊かな大島に触れ、はしゃぎまわったはな子さん、
思わず、藪の中に猛進してしまい、
つかまえるのに大変な苦労だったみたい。
付き添いの飼育員さんの服は、藪に引っかかってビリビリ破けたのに、
はな子さんはかすり傷一つ無かったそうです。
象の皮膚はすごーくぶ厚いのです。