江戸時代に、徳川吉宗がベトナムから連れてきたゾウがいました。
秀吉も、家康も、ゾウを輸入したらしいけど、吉宗が連れてきたゾウについては、文献がたくさんのこっているのだそう・・
それで興味を持ち、調べだしたのが、去年の春でした。
そのことについて書かれている本を参考にしながら、今まだ10場面ほどできたところです。
長崎から、江戸まで2か月半ほどかけて、ゾウを歩かせたそうなのです。
今時分のパンダブームのように、日本中大騒ぎだったそうですよ。
天皇に会うため、高い位の称号を与えたりしました。
色々なできごとがありました。
ところが・・・
そのゾウの最期はかわいそうなものでした。
どこか、ライフワークだったはな子の一生と重なるものがあり、
見過ごすことが出来なく、、銅版画で表してみたくなったのです。
色々な場面、うまく表現できるでしょうか。
途中で挫折するかも・・・・・・
画像は、ゾウが川崎あたりの船橋を、渡っている様子。
アクアチントをたくさん施しました。
そして自作の和紙に、摺ってみました。